TATARA Project

PROJECT

みんなで桜の杜

たくさんの人が訪れ、笑顔が花咲く、見渡す限り美しい桜の山をー。
そんな想いからスタートした桜の杜プロジェクト。
第一歩は、7000本の山桜の植樹でした。
地域の皆さんと一緒に、未来へ向かって夢を育んでいます。

桜の杜について

伐って、使って、植えて、育てるー。それが日本で昔から続けられてきた循環型林業。「かつて人の暮らしと共にあった里山を、今だからこそ身近に感じてもらいたい」「大切な人と訪れ、四季を感じながら幸せを紡げる場所を、地域の中に…」、そんな思いから始まったのが、『みんなで桜の杜』。私たち田部グループと、地域の皆様が手を取り合い、長い年月をかけて育て上げる夢のプロジェクトです。

桜の植樹

植樹がスタートしたのは2019年、たたら製鉄の里である雲南市吉田町。杉の木を伐開した後の、広さ3.7haの山に7000本の山桜を植え付けました。十数年後には見事な枝振りとなり、その美しさで人々を魅了することでしょう。また、落葉樹である桜は肥沃な土をつくり、その養分は山も川も、海をも豊かにします。自然環境を守り、地域の皆さんの笑顔も咲かせる桜の杜の成長を、私たちも楽しみにしています。

現在の桜の杜

植えたばかりの頃は、樹高わずか80㎝。山の恵みたっぷりの土に力強く根を張り、少しずつ成長し続けています。寿命が長く、数百年生きるといわれる山桜。子世代、孫世代、そしてそのずっと先の世代まで届けられる、美しい財産でもあるのです。今後は山桜以外の種類の桜も植樹していく予定。花の付き方や色合い、開花時期の個性ある桜たちは、その美しさでこの地を彩ることでしょう。

今後の桜の杜

山桜だけでなく多種多様な桜の木を植え、もっともっと魅力的な桜の杜にしていきたいと考えています。また、地域の方や子どもたちにも参加していただける仕組みを作りたいと考えています。憩いの場だけでなく、桜の名所になれば新たな賑わいが生まれるはず。雇用や経済の面でも、地域が元気になるきっかけになればと思います。手を取り合い、みんなで故郷の景色をデザインしましょう。

みんなで植えて、育てて、感動を未来へ。