第46回全国育樹祭が茨城県で開催され、その併催行事として「全国緑の少年団活動発表大会」にて、
弊社が「緑の少年団育成功労者」表彰を受けました。
吉田中学校は緑の少年団活動をしており、弊社はその活動支援を行っています。
全校生徒で田部の社有林に植樹をし、植樹した箇所を草刈鎌を用いて下刈体験をしたり、間伐体験をしたりしたほか、たなべの杜で設計・製材された材を組み立ててベンチ作りを行ってきました。
また、座学では森林のはたらきや、林業のサイクル、樹種の見分け方、林業道具の今昔、人と森との関わり方についてお話をしたり、吉田中学校の皆さんと一緒に、森との関わり方を考え、アイデアを発表してもらいました。そのアイデアは「森の中や、竹林内でのカフェ」「山の中でヤギや羊を育て、乳しぼりなどをする」「木のおもちゃを作る」「インスタ映えする場所をつくる」など、色とりどりの案が発表されました。
体験と座学を通じて、
『森をつくり、育て、木を使わせていただく』という循環を、
吉田中学校の皆さんと共に学んできました。
このような、令和2年から続く活動が総合的に評価されてこの度の受賞につながりました。
全国育樹祭に参加したこと、また、吉田町という地域と関わる中で、少子高齢化が進み、地域を維持する力が落ちてきていることを実感しています。
そんな今、たなべたたらの里が地域にどんなことをしていくのか、できるのか。
そんな問いを改めて突き付けられていることを感じました。
※緑の少年団育成功労者表彰とは、緑の少年団の活動を支援する個人・団体に送られる賞のこと。全国緑の少年団活動発表大会で企業が表彰されるのは今回が初でした。