山林事業

バイオマスボイラー

山林バイオマスボイラー事業に取り組んでいます。

雲南市の面積の約80%を占める山林資源を活用するため、木材をエネルギーに変える森林バイオマスボイラー事業に取り組んでいます。

山林バイオマスエネルギー
事業の流れ

1林地残材などの収集・運搬
  • 山林より残材を集積します
  • 材を運搬します

2残材の保管・乾燥
  • 山から運搬した残材をストックヤード(土場)に集めます

3チップ加工
  • 残材をチップに加工します

4エネルギー(熱)供給
  • 温泉施設などにチップボイラーを導入し、チップを燃料として熱供給を行います

「合同会社グリーンパワーうんなん」設立と背景

豊かな自然を生かそうと全国各地で地産地消型の木材利用の取り組みが見られます。
田部では雲南市の森林組合や建築会社など合わせて7事業体の「合同会社グリーンパワーうんなん」の一員として森林を活用したエネルギー供給を目指す取り組みを行っています。
石油系燃料を木質燃料で代替するエネルギーの地産地消を目指しており、公共温泉施設などに木質チップボイラーを設置し、その燃料として森林整備で発生する林地残材を活用する「森林バイオマス活用システム」が構築されました。
この活用システムには、市民参加型の森林資源の収集・運搬システムが取り入れられています。市有林については、山林を所有していない市民も参加してもらえるよう、市民が入れる山林を選定し解放しています。林地残材を活用する道を開くことで、林業への関心が高まることを期待しています。